情報科学部入試情報
情報科学部からのメッセージ
情報科学やそこで扱われる情報技術は今やどの産業分野でも必要不可欠な存在となっています。こうした状況から、情報科学部では、幅広い産業分野を目指す学生を受け入れ、確かな学士力をもつ人材を育成していきます。そのため入学に当たっては、要領よく他人のまねをするのではなく、自ら進んで問題点を見つけようとし、じっくり考えて解決のために努力や工夫を惜しまない学生を受け入れたいと考えています。また、人の意見に流されず、人と違っても自分の意見をもって欲しいとも考えています。こうした学生の中には、物理や数学が得意な理系指向の人もいれば、物理は苦手だがプログラムを書いたりWebを介したソフトウエアシステムを作ってみたいといった文系指向の人もいると思います。情報科学部では、いろいろな考え方の学生が集まることが、新しいものを生み出す原動力だと考えています。そのため、入学経路についても、指定校推薦などの推薦に基づくものと、学力を重視した学力試験に基づく入学経路を用意しています。さらに、学力試験については、理系指向の学生を意識した「英語、数学、理科(物理)」の3科目入試(A方式)とセンター試験入試(センターB方式)、文系指向の学生を意識した「英語と(文系の)数学」の2科目入試(T日程入試)とセンター試験入試(センターC方式)を用意しています。もちろん、入学後に困らないように、数学や物理を十分に履修してこなかった学生に対しては、リメディアル科目を設置して科目履修に必要な学力を補います。また、就職活動などがスムーズに進むように、特にコミュニケーション能力の向上についても、学部を挙げて取り組んでいます。
お知らせ: 情報科学部では上の方針をより明確にするため、2011年度入試よりA方式入試を3科目で行うことにしました。理科(物理)がマークシート方式で加わります。
2011年度入試情報
情報科学部を含む法政大学の入試日程や入試要項については、法政大学全体の入試情報サイトをご覧ください。法政大学全体の入試情報サイトには、入試日程や入試要項、志願状況などの情報が掲載されています。
情報科学部の一般入試には、4方式、4回の受験チャンスがあります。情報科学部で勉強したいと思っている受験生の皆さんは、自分の得意教科にマッチした入試方式で受験し合格をめざして下さい。
情報科学部による入試情報
- 一般入試 T日程(統一日程方式) の特徴と試験科目の解説
- 一般入試 A方式 の特徴と試験科目の解説
- センター試験利用入試(B方式)の特徴と試験科目の解説
- センター試験利用入試(C方式)の特徴と試験科目の解説
- 情報科学部教員から受験生の方へのメッセージ
- 先輩から受験生の方へのメッセージ
一般入試 T日程(統一日程方式) の特徴と試験科目の解説
一般入試 T日程は、全学部が同じ日に全国で行う入試です。数学と英語の2科目でいずれもマークシート方式による試験を行います。いくつかの全国の主要都市で受験が可能です。この入試の数学と英語はともに文系(経済学部、経営学部など)と共通の問題です。したがって、文系型で勉強してきた人も受験可能です。数学は少し苦手だけど英語は得意、という受験生に合った入試です。文系型の受験勉強をしてきた人がこの方式で合格した場合、理系大学での数学の授業への橋渡しをするリメディアル授業が用意されていますので、入学後の数学の授業についての心配はありません。
数学の対策
指定された出題範囲の高校の教科書の内容を理解して、節末・章末の問題を自力で解けるようにしておきましょう。出題の形式などに慣れる意味で、過去のT日程の問題を解いておくとよいでしょう。さらにセンター入試の過去の問題を解いておくこともよい勉強になるでしょう。
英語の対策
法政大学文系の英語の出題形式に慣れる必要があります。過去のT日程の問題で練習をしておくとよいと思います。教科書の内容をよく理解しておきましょう。さらに、センター入試の過去の問題を解いておくこともよい勉強になるでしょう。
一般入試 A方式 の特徴と試験科目の解説
一般入試A方式は、学部ごとに実施される一般入試です。数学、英語、理科(物理)の3科目でいずれもマークシート方式による試験を行います。全国のいくつかの主要都市で受験できます。首都圏以外の受験生も積極的に挑戦してください。
数学の対策
指定された出題範囲の高校の教科書の内容を理解して、節末・章末の問題を自力で解くことができるならばすでに十分な学力があると思います。そして、マークシートの解答の仕方などの練習も含めて、少なくとも情報科学部の過去3年の問題は解いておくべきでしょう。
英語の対策
基本的な語彙、発音、文法、慣用句の使い方などの基礎英語力、会話の状況を読み取る力、そして少し長めの英文の内容を読み取る力を問う問題などが出題されます。過去には、少し長めの英文はサイエンス一般の内容が出題され、英語力に合わせて、グラフ、表などから統計データの意味を読み取る力も試されています。高校の教科書をよく勉強しておいてください。そして、マークシートの解答の仕方などの練習も含めて、少なくとも情報科学部の過去3年の問題は解いておくべきでしょう。
理科(物理)の対策
数式を暗記して計算ができる能力ではなく、さまざまな法則をよく理解し、他の分野(特に数学)の知識を組み合わせて問題解決ができる能力を見る問題がでます。この科目は2011年度から導入されますので、過去の入試問題がありません。その代わりに問題例を作りました。過去の入試問題の代わりに解いておきましょう。
- [模擬問題] 情報科学部一般入試A方式 物理 (PDFファイル)
センター試験利用入試(B方式)の特徴と試験科目の解説
センター試験利用入試(B方式)は、センター試験の結果で合否を判定します。数学・英語に加えて国語と理科(物理I)が審査科目に加えられています。国公立大学の文系型の受験勉強をしてきた人にも挑戦が可能です。この方式で合格した場合、統一日程入試と同様、理系大学での数学の授業への橋渡しをするリメディアル授業 が用意されていますので、入学後の数学授業に ついての心配はありません。
センター試験利用入試(C方式)の特徴と試験科目の解説
センター試験利用入試(C方式)は、センター試験の結果で合否を判定しますが、国立大学と併願しやすい科目(5教科6科目、PDFファイル)とスケジュールになっているのが特徴です。国公立大学の文系型の受験勉強をしてきた人にも挑戦が可能です。この方式で合格した場合、統一日程入試と同様、理系大学での数学の授業への橋渡しをするリメディアル授業 が用意されていますので、入学後の数学授業に ついての心配はありません。
情報科学部教員から受験生の方へのメッセージ
雪田 修一 教授 (ディジタルメディア学科)
受験学部迷っていませんか。自分が何に向いているのか分からない。これが好きだが果たしてものになるか自信がない。誰もがオリンピックの選手になれるわけではないし、誰もが宮崎駿になれるわけでもありません。だから迷います。若いというのはそういうことです。情報科学部はそういうあなたにぴったりです。これからの社会の基盤技術を創出するための「基礎的」な学問をやるわけですから、どんな分野に出て行っても対応可能です。「基礎的」というのは大事なキーワードです。情報科学部では最先端も体験しますが、基礎、つまり古くならない一生ものの財産となる体系的な知識あるいは知識獲得技能を身につけます。
若原 徹 教授 (ディジタルメディア学科)
皆さんは、大学で何を学び、社会へ出て何をしたいのでしょう。中々わからないのが現実ではないでしょうか。情報科学部のHPを見て、高性能コンピュータを思う存分使って「より賢い未来のコンピュータ」や「豊かなディジタルコンテンツの創造」について夢中に勉強している自分の姿が見えてきたら、それは私たちも大変嬉しいことです。辛い受験勉強を乗り越えて、そんな自分を是非つかんでください。
西島 利尚 教授 (ディジタルメディア学科)
合格するためだけの,あるいは点を取るためだけの受験勉強に終わらせないでください.例えば,数学もマークシートの問題だけ多くとくのではなく,証明問題など,自分の頭の中で演繹して,その結果をノートにきちんと表現していく勉強をしっかりやってください.大学での勉強,研究に大きな影響を与え,さらに大学を出てからの将来に大きく影響が出てきます.
佐々木 晃 准教授 (コンピュータ科学科)
皆さんの中には、「受験勉強は将来何の役にも立たない」と思っている人もいるかもしれません。でもそうではありません。大学での教科、特に複雑なコンピュータを相手にする情報科学の分野では、ものごとを整理して単純に考えることが重要です。そのときに武器になるのが、数学的な考え方や、国語や英語などの語学力などです。今、これらの教科が苦手であっても、試行錯誤して数式変形したり証明したりすること、著者の主張を文中から読み取ろうとすること、複雑な英文の意味を考えること、そんな経験は将来必ず生きてきます。
マイケル マクドナルド 教授 (コンピュータ科学科)
English is a tool for international communication, not just a subject to study in school and then forget about. Learning English is like learning to play tennis: you can’t do it by reading books. You learn by doing. And like playing tennis, using English can be a lot of fun if you put your heart into it.
狩野 覚 教授 (コンピュータ科学科)
皆さんに伝えたいことは「基本にもどって考えなおすこと」の重要性です。非常に複雑に見えても基本はシンプルなことがよくあります。基本を理解すると、疑問が解け新たな展開が見えてくるので、全く新しいことや未経験のことにも素早く対応できます。その反対が「最初から考えるのは面倒だし忙しいから公式だけ暗記して使おう」というやりかたです。丸暗記の公式は実戦には役に立たないし未知の問題に直面したとき全く無力です。社会に出て最新分野の仕事を続けていく皆さんには「きちんと考える」経験を積んでほしいと願っています。
伊藤 克亘 教授 (ディジタルメディア学科)
世の中、すべてが情報です。受験科目ではありませんが、私の専門の音やことばの情報科学では、国語や物理、音楽などの知識が役立ちます。情報科学は、こんなものがコンピュータで扱えるのか!?というものを新しく扱うことで進歩してきました。受験科目はたった2教科です。が、他の科目は必要ないのではありません。どんな科目でも役立つ可能性があるのです。受験の負担を減らすので、ぜひ、他もがんばってくれというメッセージです。あなたの得意科目で新しいコンピュータの世界を拓きましょう!
先輩から受験生の方へのメッセージ
2004年度生 深澤さん
かつてTVや映画なの中での出来事だった機械との対話も、今では現実になりつつあります。しかし、まだ十分ではありません。私はこの分野でもっと人の役に立ちたいと思っています。在学中には資格も取る事が出来、また親しい友人も出来、とても充実していました。この学部では「情報」についてしっかりと学ぶことが出来ます。それぞれのやる気によっては社会にも通用する技術を学ぶことも出来ます。先生たちもしっかりとバックアップをしてくれますので、安心して学びにいらしてください。
2003年度生 芳賀さん
コンピュータの知識が全然ない人でも心配する必要はありません。コンピュータに徐々に慣れていくようなカリキュラムがきちんと組まれています。これからの時代に、パソコンを使いこなすスキルは必須ですので、受け身の姿勢ではなく是非積極的な姿勢で学習していって貰えれば、と思います。
2003年度生 磯貝さん
情報科学部のカリキュラム自体は、そう厳しいものではありません。しかし、それを楽なカリキュラムと勘違いしてはいけません。プログラミングの技術などは、試験で測るのは難しいものです。授業数が多くないのは、1つ1つの授業で身につけなければならない技術が多いからだと思います。そのため、多くの授業では課題が出ます。授業外での努力が問われる分、他の学部よりも実力差がつきやすい学部です。言葉を返せば、努力のしがいがある学部だと、私は4年間を通して感じました。





