C++とDirectXによるゲームデザイン

担当教員

授業の到達目標及びテーマ

 近年、3DCGによるPCゲームやアーケードゲームは、C++と汎用のグラフィックライブラリィ(DirectX)を用いて開発する場合が多い。本講座では、各自ゲーム企画を行い、C++とDirectXによるゲーム開発の基本技術を習得する。

授業の概要と方法

 MAYAによるモデリングを行いXファイルを作成して、DirectXに導入して3DゲームをC++でプログラミングするまでの工程を学習し、各自が作成した3Dゲーム企画に基ずき、シューティングゲームやアクションゲームを開発し発表する。

授業計画

テーマ内容
1 DirectXによるゲームプログラミングの概要 ビジュアルスタジオとDirectXの導入と初期設定を行う。
2 ゲーム企画書の作成(演習) ゲームの企画書の基礎的な書き方について学ぶ。
3 DirectXによるオブジェクトの移動、回転・その1(演習) 車を操縦するサンプルコードを配布し、オブジェクトの移動、回転方法を学ぶ。
4 MAYAによる基礎モデリング(演習) MAYAを使用し、モデリングについての基礎を学ぶ。
5 DirectXによるオブジェクトの移動、回転・その2(演習) 銃から弾丸を発射するサンプルコードを配布し、複数のオブジェクトの移動、回転方法を学ぶ。
6 絵コンテの作成(演習) 各自の想定するゲームの流れを絵コンテで表現する。
7 DirectXによるオブジェクトの当たり判定(演習) 車と家とに当たり判定処理を行ったサンプルコードを配布し、当たり判定について学ぶ。
8 MAYAによるテクスチャマッピング(演習) MAYAを使用し、自作したオブジェクトに貼り付けるテクスチャマッピングを学ぶ。
9 DirectXによるテクスチャアニメーション(演習) 複数のテクスチャを持たせたサンプルコードを配布し、テクスチャアニメーションを学ぶ。
10 MAYAによるXファイルへのコンバート(演習) MAYAのプラグインを使用し、自作したオブジェクトをDirectXで扱えるXファイルへの変換法を学ぶ。
11 DirectXによるアルファブレンディング(演習) 画像の背景を透過するサンプルコードを配布し、ブレンドアニメーションを学ぶ。
12 MAYAのモーションデータによるDirectXアニメーション(演習) MAYA上で自作したモーションデータをDirectX側で扱う方法を学ぶ。
13 ゲーム作品制作・その1(演習) DirectXを用いたゲーム作品を開発する。
14 ゲーム作品制作・その2(演習) DirectXを用いたゲーム作品を開発する。
15 まとめと作品発表 学生が制作したゲーム作品の発表を通して、DirectXを用いたゲームの可能性を探る。

授業外に行うべき学習活動

本講座では、C++でゲームプログラムを開発するため、C++の基本を事前に学習しておくこと。また、MAYAでモデリングしたポリゴンデータ(メッシュデータ)をXファイルに変換してゲーム用のモデルデータとして使用するため、プロジェクト等でMAYAによるモデリングの基本を習得しておくこと。

テキスト

必要に応じて授業中に配布する。

参考書

必要に応じて授業中に紹介する。

成績評価基準

 出席および作品による。

前年度の授業改善アンケートからの気づき

 学生の修得技術に合わせて、3DCGだけでなく2Dプライトゲームの指導も行う。