インターメディアデザイン
担当教員
授業の到達目標及びテーマ
近年、異なるメディアが融合してシナジー効果を発揮するインターメディアが注目されている。本講座では紙媒体に印刷された2次元コード(印刷メディア)とコンテンツ(ディジタルメディア)を融合させる新たな表現技法を研究し、印刷メディアとディジタルメディアを繋ぐ作品制作を通してインターメディアの可能性を探る。
授業の概要と方法
最新の2次元コードによる自動認識技術を学習し、実際に2次元コードを埋め込んだ印刷物とコンテンツを作成して、専用の2次元コード読み取りスキャナーで印刷面をタッチすることにより、所定のコンテンツを閲覧できるシステムを試作する。
授業計画
| 回 | テーマ | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | インターメディアとは? | 印刷メディアとディジタルメディアとの融合についての概要を学ぶ。 |
| 2 | 2次元コード読み取りのしくみ | 2次元コードの構造と、それをスキャナーで読み取るしくみを学ぶ。 |
| 3 | デザインをするにあたって | ディスプレイに表示する色と印刷における色表現の基本や、ベクターとビットマップの違いを学ぶ。 |
| 4 | グラフィック作成1: Illustratorの基本操作 | Illustratorを用いて、簡単な図形を描けるようにする。 |
| 5 | グラフィック作成2: Illustratorによる一般的なデザイン | Illustratorを用いて、2Dベクター表現によるグラフィックデザインを学ぶ。 |
| 6 | グラフィック作成3: Illustratorによる紙面データのデザイン | Illustratorを用いて、紙面データを紙面データをデザインする際の注意点を学ぶ。 |
| 7 | グラフィック作成4: Photoshopによる画像の加工 | Photoshopを用いて、解像度のしくみを学ぶ。また、画像を加工できるようにする。 |
| 8 | コンテンツ作成1: FLASHの基本操作 | FLASHの基本的なツールの使い方を学ぶ。 |
| 9 | コンテンツ作成2: FLASHによるアニメーションの作成 | FLASHを用いて、キーフレームアニメーションの構造を学び、実際に作成する。 |
| 10 | コンテンツ作成3: ActionScriptによるアニメーション作成 | FLASHのActionScriptを用いて、アニメーションを作成する。 |
| 11 | コンテンツ作成4: ActionScriptによるインタラクティブコンテンツの作成 | FLASHのActionScriptを用いて、クリックで反応する等、インタラクティブなコンテンツを作成する。 |
| 12 | 紙面とコンテンツのリンク | 紙面データとコンテンツを2次元コードによってリンクさせる方法を学ぶ。 |
| 13 | 紙面とFLASHのリンク | 取得したコードをFLASHに渡して動かす方法を学ぶ。 |
| 14 | コンテンツの制作 | 最終発表に向け、コンテンツを制作する。 |
| 15 | まとめと作品発表 | 制作した作品のプレゼンテーションを通してインターメディアデザインの可能性を探る。 |
授業外に行うべき学習活動
常日頃から印刷メディアとデジタルメディアの融合について考えること。
テキスト
必要に応じて授業中に配布する。
参考書
・グラフィック実践マスターIllustrator ソーテック社 井村克也著 ・Webデザイン実践マスターFlash8 ソーテック社 吉岡梅著 ・今日から覚えるPhotoshop CS ビギナーズ・レッスン アスペクト社
成績評価基準
出席および作品よる。
前年度の授業改善アンケートからの気づき
学生の表現力には相当な差があり、技術で表現力をカバーできる領域を指導する。