マルチメディア技術と応用

担当教員

  • 高橋 健志?

授業の到達目標及びテーマ

 マルチメディア技術の技術的基礎とその応用に関する授業である。  コンピュータ上でマルチメディアを扱うための基礎技術から、それを用いた現在社会でのマルチメディア通信について、知見を深めていく。

授業の概要と方法

 ユビキタス社会の中に生きている現在、我々はマルチメディアというものにごく当たりまえに接している。例えば、Apple社のiPodでpodcastを活用してニュースを聞くなどという状況は、電車の中でもよく目にする光景だ。しかし、我々が当たり前のように接しているこのマルチメディア、これはそもそもどのように発展してきたのか?また、どのような技術を元に成り立っているのだろうか?そして、それは今後どのような方向に進んでいくのだろうか?将来的には、どのようなマルチメディアアプリケーションが予想されるのか?マルチメディアの基礎を習得していく過程で、上記のそれぞれの質問に対する解を探求していく。講義だけでなく、演習を重ねることにより、活きる知識の習得を目指す。

授業計画

テーマ内容
1 マルチメディアとは何か 定義、要素、アプリケーション、ハードウェア
2 テキストの表現・処理 文字コード、フォント、符号化、圧縮手法
3 音の表現・処理 表現方法、音声処理アプリケーション、符号化、圧縮手法
4 画像の表現・処理4 色、画像の表現方法、画像処理アプリケーション、フォーマット
5 静止画像符号化1 圧縮方式(JPEG, JPEG2000)
6 静止画像符号化2 電子透かし
7 動画像符号化 圧縮方式(MPEG 1/2/4, H264)
8 メディア同期手法 マルチプログラム(H.222)
9 マルチメディア通信を実現するインフラおよびハードウェア 光ファイバ, CATV, ルーター、スイッチ、etc.
10 マルチメディア通信を実現する通信プロトコル IP, TCP, UDP
11 モバイルマルチメディア モバイルに課せられる制約、通信方式、画像符号化
12 放送と通信の融合 課題、これまでの軌跡、現状、海外での状況
13 マルチメディア通信を脅かすサイバー犯罪 サイバー犯罪の種類、対策機関、現在の課題、国際標準化活動
14 ソーシャルメディア その仕組みと社会への影響、発展の可能性
15 クラウドコンピューティング その仕組みと社会への影響、発展の可能性

授業外に行うべき学習活動

課題が出される際には、その作業が必要となる。よいレポートには、それに応じた点数を付与するものとする。但し、課題を提出しなくとも、期末試験でよい点数を取れば、単位取得に問題はない。

テキスト

特になし

参考書

特になし

成績評価基準

 期末試験、課題レポート、および小テストの合計点で決める。本分野の内容に自信がある学生は、期末試験だけ受講しても単位取得可能であるが、小テスト、課題レポートなどを頑張っている生徒にはポイントを付与したい。詳細は最初の授業時に決定することとする。

情報機器使用

 プロジェクタ使用

前年度の授業改善アンケートからの気づき

 前年度とは講師が異なるため、特になし