情報科教育法
担当教員
授業の到達目標及びテーマ
この科目は、高等学校において、教科「情報」の授業を行うために必要とされる基礎的なことがらを身につけていただくためのものです。 教科「情報」は歴史の浅い教科ですので、学習指導要領に示された事項についての知識を得ることをベースとしながらも、教科の内容を創造的に作り上げていける実践者となることをめざします。 ※教員免許を取得しても教職につくことを予定していないという人もいるかとは思いますが、すべての受講生が将来教員として教壇に立つことを前提に授業を行います。
授業の概要と方法
学習指導要領の紹介や著作権法についてなど必要最少限の講義は行いますが、全体としては、みなさん自身が資料を集め、考え、まとめ、発表し、議論するという形を目指します。
授業計画
| 回 | テーマ | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 『情報科教育法』の概要/高等学校における情報教育の位置付けと意義 | この科目の概要について説明するとともに、教科「情報」設置までの経緯と今日の段階での情報教育の意義について説明します。 【講義】 |
| 2 | 学習指導要領改訂の方向性について | 2013年度から実施される新しい学習指導要領を現行指導要領と比較しながら改訂の方向性を理解できるようにします。 【講義】 |
| 3 | 普通教科「情報」及びその各科目の目標・内容・取り扱い | 学習指導要領での普通教科「情報」2科目について説明します。 【講義】 |
| 4 | 専門教科「情報」及びその各科目の目標・内容・取り扱い | 専門教科「情報」各科目の内容を正確に理解する作業をしていただきます。 【課題実習】 |
| 5 | 情報化と社会 | 人々の予想をはるかに超えて急速に進む情報化と現代社会のありようとの関係について考えます。 【講義/課題実習】 |
| 6 | 情報化と社会 | 前週のテーマについて発表と意見交換を行います。 【討論・分析】 |
| 7 | 著作権 | 著作権について講義をします。 【講義/課題実習】 |
| 8 | 情報倫理の指導 | 情報倫理に関して今日の問題の所在を把握できるよう努めます。 【講義/課題実習】 |
| 9 | 情報倫理の指導 | 前週のテーマについて発表と意見交換を行います。 【討論・分析】 |
| 10 | 今日の情報化社会と中高校生 | 情報化社会の中で中高校生の世代が直面している問題について考えます。 【講義/課題実習】 |
| 11 | 今日の情報化社会と中高校生 | 前週のテーマについて発表と意見交換を行います。 【討論・分析】 |
| 12 | 情報教育の実践事例研究 | 講師が本務校で行っている授業実践を批判的に分析・検討します。 【プレゼンテーション作成作業】 |
| 13 | 情報教育の実践事例研究 | 前週のテーマについて発表と意見交換を行います。 【発表と討論】 |
| 14 | 普通教科「情報」で何を教えるか | 「何を教えるか」がテーマになるのも他教科にない「情報」の特徴です。 【課題実習】 |
| 15 | まとめ・普通教科「情報」で何を教えるか | この問いへの答を自ら考えて持てるようになることがこの科目のねらいと言うこともできます。 【発表と討論】 |
授業外に行うべき学習活動
授業内で発表・問題提起をしてもらうために準備が課されることがあります。 教職課程で必要とされる教育学関連の授業で学んだことをしっかり復習しておいてください。
テキスト
文部科学省「高等学校学習指導要領解説 情報編」 2011年5月 文部科学省 開隆館出版 221円
参考書
高校時代に普通教科「情報」(「情報A」「情報B」「情報C」)の授業を受けたことがある人は、その教科書があると役に立ちます。
成績評価基準
成績評価基準 期末試験は実施しません。 課題の提出状況と内容、出欠状況、授業への参加態度等を加味して評価します。 出欠と授業への参加態度(40%) 総授業時数の3分の1を超える欠席がある場合は単位取得が難しいとお考え下さい。 ただし、介護実習等による公欠については直接お申し出下さい。 授業そのものや諸課題への対応の真摯さも評価対象になります。 課題(60%) ほぼ毎回の授業ごとに課題を課します。各課題の意図を正確に把握し、誠意を持って答えているかを見ます。
情報機器使用
毎回の授業時には、各自のノートパソコンとLANケーブルを持参してください。
前年度の授業改善アンケートからの気づき
新規担当につき該当なし
その他
この授業で使用した教材や授業に関する連絡事項、その他必要な事項は次のサイトに置きますので、必要に応じて参照したりダウンロードしてください。 http://members.jcom.home.ne.jp/gbc03306/kyoikuho/