歴史学2
担当教員
- 秋山 千恵?
授業の到達目標及びテーマ
本講義は、二つの世界大戦に目を向け、第一次世界大戦から第二次世界大戦までのヨーロッパの政治と社会を概観する。
授業の概要と方法
本講義では、両大戦開戦へといたる過程と大戦の構造、それによる政治、経済、社会の変容について、両大戦それぞれについて検討する。
授業計画
| 回 | テーマ | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | はじめに | 両大戦はどのように位置づけられてきたかについて概略する。 |
| 2 | 帝国主義支配体制 | ヨーロッパ列強による世界の分割と世界の一体化の過程をみる。 |
| 3 | 1914年のヨーロッパ | 第一次世界大戦直前のヨーロッパの状況を検討する。 |
| 4 | 第一次世界大戦1)総力戦と社会 | 戦争を遂行するために、諸国家が、それぞれの国民の日常生活をどのように規制し、経済活動を統制したのかを検討する。 |
| 5 | 第一次世界大戦2)イデオロギー戦争 | 参戦諸国家がいかにして国民ならびに植民地住民を戦争協力に総動員していったのかに焦点をあてる。 |
| 6 | 第一次世界大戦3)『アラビアのロレンス』 | 大戦中の各国の秘密外交を検討する。とくにイギリスの外交に目を向ける。 |
| 7 | 両大戦間期の世界1)講和条約と戦後秩序 | 講和条約の内容と国際連盟の理念と現実を検討する。 |
| 8 | 両大戦間期の世界2)東欧・南欧の新興諸国 | 大戦後成立したヨーロッパの諸国民国家が抱えた問題点を考える。 |
| 9 | 両大戦間期の世界3)アメリカの繁栄 | アメリカ合衆国の「黄金の20年代」を検討する。 |
| 10 | 両大戦間期の世界4)ファシズムの台頭 | 戦後体制を否定するファシズム運動の発生をみる。 |
| 11 | 両大戦間期の世界5)世界恐慌 | アメリカに始まる世界恐慌の原因とその影響を探る。 |
| 12 | 両大戦間期の世界6)ナチス・ドイツ | ドイツにおけるヒトラー・ナチスの政権掌握とその後のナチス・ドイツの動きをみる。 |
| 13 | 両大戦間期の世界7)反ファシズム諸国 | ナチス・ドイツに対する各国の動きを、とくにスペイン内戦に焦点をあててみていく。 |
| 14 | 第二次世界大戦 | 第二次世界大戦の推移を具体的に追いながら、大戦の複合的構造に目を向ける。 |
| 15 | 二つの世界大戦と20世紀 | 二つの大戦が20世紀をどのように形成したかを検討する。 |
授業外に行うべき学習活動
高等学校の世界史の教科書を読んでおくこと。
テキスト
とくに指定しない。随時プリントなどを配布する。
参考書
各テーマごとに参考書を指示する。
成績評価基準
期末の筆記試験のみで評価する。
情報機器使用
毎回、書画カメラ、ビデオ、DVDを使用する。
前年度の授業改善アンケートからの気づき
今年度からの担当なので、期末のアンケートの結果は、次年度の参考にする。