国際関係論2

担当教員

  • 松本 悟?

授業の到達目標及びテーマ

 本授業では東南アジア半島部の「メコン河流域国」という「地域」に着目して国際関係論を学ぶ。

授業の概要と方法

 概要: 本授業では東南アジア半島部の「メコン河流域国」という中国雲南省、ビルマ(ミャンマー)、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムの6カ国によって形成される地域の歴史と現在を分析することで国際関係論への理解を深める。    方法: 受講生とのやり取りをしながら授業を行う。

授業計画

テーマ内容
1 イントロダクション 授業の狙い、構成、試験などについて説明する。
2 国際関係論と地域研究 国際関係論の理論的な概論と、地域を取り上げることの意味について講義する。
3 大河が作った王国 19世紀以前のメコン河流域の国際関係をひもとく。
4 ヨーロッパに「発見」されたメコン河 ヨーロッパの探検家たちとメコン河の「出会い」の背景にある国際関係を考える。
5 探検と植民地化 探検が植民地化につながるプロセスをひもとく。
6 戦乱の河 第2次世界大戦から40年に渡る戦乱と国際情勢について考える。
7 メコン河開発の歴史 「開発」という視点で第2次世界大戦後のメコン河流域国を分析する。
8 越境問題 平和が照らし出す、異なる枠組みの国際関係に目を向ける。
9 ミクロな視点から見た国際関係 村レベルで生じている事象から国際関係を逆照射する。
10 専門家と国際関係論 先進国の専門家が及ぼす生協について考える。
11 資源と国際関係 天然資源がどのような国際関係を形成するのか、それが国内にいかなる影響を及ぼすのかを考える。
12 平和と水紛争 「戦場から市場へ」という流れが作る新たな紛争に目を向ける。
13 国境を越える民族 戦争や対立が引き起こした民族の移動について考える。
14 開発援助の功罪 侵略・植民地化から開発援助へと変化した先進国の影響を分析する。
15 期末試験 思考力を求める論述問題を出題する。

授業外に行うべき学習活動

特になし。

テキスト

特になし。

参考書

Osborne, Milton, 2000, The Mekong: Turbulent Past, Uncertain Future, Grove Press. Goh, Evelyn, 2007, Developing the Mekong: Regionalism and Regional Security in China-Southeast Asian Relations, Routledge. 松本悟, 1997, メコン河開発, 築地書館.

成績評価基準

 出席点30%、期末試験(思考力を求める論述問題)70%

情報機器使用

 DVDやパワーポイントを使用する。

前年度の授業改善アンケートからの気づき

 新規担当につき該当せず。

その他

「国際関係論1」を受講していることが望ましい。