情報科学部生2007年度生 左から 新名さん、入江さん、北沢さん
将来めざせる専門分野
情報科学部で学べることを将来めざせる専門分野ごとに紹介します。また、それぞれの専門分野に比較的関連する研究室を紹介します。情報科学部の研究室は、卒業論文に取り組む4年生や大学院生だけでなく、1年生から「情報科学プロジェクト」という科目で自分の興味のある研究を学年の枠を超えて学ぶことができます。紹介する研究室の研究内容と、既に学んでいる先輩の声を聞いて、皆さんの未来を想像してください。
また、どの研究室も分類されている分野だけに限らずさまざまな最先端技術の研究に取り組んでいます。
アーキテクチャ開発設計エンジニア
PC、家電、ゲーム機、携帯電話などあらゆる電化製品には大小さまざまなコンピュータが内蔵されています。多くの企業ではこれらコンピュータをより小型で低消費かつ高速にする最先端技術に取り組んでいます。また世界中のネットワークに接続された膨大な数のPCを同時に計算させ、地球や宇宙の様々な現象をシュミレーションするなどの研究が進められています。コンピュータの高速化や並列処理など、この分野の設計者となるための知識や技術が身に付けられます。
ソフトウエアプラットフォーム/工学エンジニア
コンピュータチップ、マウス、キーボードを人体に例えれば、頭脳に相当するものがソフトウェア。インターネット、ゲーム機器、携帯電話から人工衛星まで、それらをどう生かすかはソフトウェアの仕事です。携帯機器への組み込みから大規模システムのソフトウエアまで、さらにそれらソフトウエアの信頼性を向上するための技術を担うエンジニアを養います。
知的ソフトウエア・アルゴリズム研究開発者
コンピュータが人間のように自らが判断し思考する知能をもつことは、コンピュータ研究者の夢です。コンピュータが人の言葉を理解し話し、人間の活動を支援できるようになるためには人間の頭脳や神経のもつ機能をコンピュータの中で実現しなければなりません。また社会には単なる計算だけでなく、複雑な判断が要求される応用分野があります。そのための人工知能やコンピュータ処理法の開発研究が進められています。
関連する研究室の紹介
ユビキタス・コミュニケーションエンジニア
PC、ディジタルテレビ、携帯電話、家電、物流品など、生活に必要なあらゆる情報機器がインターネットに接続され、世界中でいつどこにいても会話、映像、音楽、ナビゲーション、アミューズメントなど、情報のやり取りができる時代がすぐそこまで来ています。社会で情報をどのように生かしていくのか、これらのシステムを築き上げるシステムエンジニアになるための技術を学びます。
関連する研究室の紹介
コンピュータグラフィックス・アニメーションクリエータ
衝劇的な映像作品には常に新しいCG技術が開発・利用されています。プロとしてのCGクリエータやアニメータを目指すには単に絵道具の使い方を覚えるのでなく、コンピュータ内での造形、描画法、表現、ストーリー構築など、様々な分野と、それらが一貫してコンピュータ上に展開できる知識と専門技術が必要となります。近年のCG映画や広告に見られるような表現技術だけでなく、近未来の最先端のCG技術習得と、そのデザイナーを養成する多数の講座があります。
画像解析・認識技術エンジニア
人工衛星からの画像、CTスキャナ映像による病状解析、顔、指紋、特定の形、手書き文字の認識は、資源開発、治療、防犯、自動組み立て生産、さらに自然環境保護、気象解析、知能ロボットの視覚など広範囲に応用される不可欠な技術です。この学部ではCGと並んで、1年から3年次まで続けて、これらの分野を学ぶことができ、未来の画像処理専門家を目指す学生を支援します。
マルチメディアシステムエンジニア
マルチメディアシステムとは映像、音、文字などのコミュニケーション情報が一体化した技術であり、そのなかで音声解析・合成、コンピュータ自動翻訳などのコンピュータ処理が加わり、インターネット国際化時代に不可欠な技術になっています。オーディオ、CG、ビデオの一体化は、すでに携帯電話やナビゲーションシステムで見ることができます。これらをより高度で使い易くするための最先端のマルチメディア技術を学ぶことができます。
ネットワークシステムエンジニア・Webデザイナー
ネットワーク上に展開する企業、学校、店舗、図書館、サークルなどの構築、サイバー犯罪を防止するセキュリティシステム、ディジタルTV時代を迎えての放送、広告、ビジネスコンテンツなど、ディジタルメディア処理が鍵となる仮想現実・サイバーシステムおよびWebページデザインなど新しいネットワーク上の表現手法の専門家を目指すための知識や技術を学びます。



