情報科学を学ぼう

皆さんは、日々の生活の中で、Webの検索や、SNSによる友達とのメッセージ交換など、インターネットを通じて様々な情報を利用していることでしょう。また、スマートフォンを持ち歩き、買い物の支払いなどを重ねていくと、皆さん自身が行動や購買履歴といった情報を生み出し、それを束ねたビッグデータが分析され、次の商品やサービスの開発に使われていることを知っていますか。

現在の社会は、情報社会と呼ばれています。皆さんの身の回りに起きていることも、様々な方法でデータ化され、蓄積されています。その情報を、他の様々な情報と組み合わせて分析することで、新しい価値を生み出し、利用していく社会になっています。このような情報社会において、情報を効果的に扱う手法を考えるのが情報科学です。

情報科学を学ぼう

情報の中に金の卵を見つける

私たちは、生活の中の状況を、自然に理解し、意味を与え、生活を豊かにするために利用しています。猫を見れば、それが猫だとわかり、頭をそっとなでてあげることができます。これと同じことを機械にやってもらうには、どのようにしたらよいでしょう。写真を詳細に分析して、目やひげなどの色や形を取り出して、猫であると推定します。あるいは、最近話題の人工知能の研究では、大量の猫の写真を与えることで、それと似ているかか否かを自動判定する仕組みを作り出せることが明らかになり、その応用領域が注目を集めています。

大切な情報でも、何もしないままでは、その大切さに気がつかないうちに、消えてなくなってしまいます。大切な情報を見つけ出すこと、そして、より価値の高い情報に作り上げること、それを適切な時に、適切な人に伝えることが必要です。

情報の中に金の卵を見つける

情報科学部で何を学べるのか

法政大学情報科学部は、インターネットが急速に拡大し、情報への期待が高まり始めた2000年に創設され、今年で20年になります。この20年間、「新しい概念づくり」を目標に、初学者が情報科学を学ぶための教育方法を試行錯誤してきました。是非、カリキュラムを確認してみてください。情報科学に必要な数学・物理の基礎から、コンピュータの基本知識、人工知能などの専門領域に至るまでの科目群を用意しました。

情報科学部で何を学べるのか

自分の未来を切り拓こう

知識は学ぶだけではなく、自らがアイデアを出し、新しい価値を見つけていく創造力が必要です。情報科学部は、教員と学生の距離を近くして、皆さんの将来を切り拓く力を培えるよう、様々な場を用意しています。一緒に、未来をデザインしませんか。

自分の未来を切り拓こう